日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 速報(最終日)

国内女子ゴルフのメジャー大会、日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 はいよいよ最終日。

今季の選手権女王をかけた熱い戦いに、ついに決着がつきました。

 

ツアールーキーの鈴木愛が、20歳128日で、2006年に宮里藍が記録した、21歳83日での大会最年少優勝記録を塗り替え、ツアー初優勝を、初出場の選手権で見事に達成しました。

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出典:http://www.alba.co.jp/special/livephoto/?tsdid=90922&round=4&phno=30228&mode=noauto#livephoto

鈴木愛の最終日は、先日のリベンジとばかりに、いきなりのバーディで快調なスタート。続く2番は昨日ダブルボギーを打ったホールですが、右サイドのエッジから20メートルはあろうかという超ロングパットをねじ込んで連続バーディで、一気に他を突き放しにかかります。

 

同じ最終組の上田桃子は、ショットが噛み合わずに後退。9番であわやイーグルかというスーパーショットを見せるも、見せ場はここぐらいで、首位の鈴木愛にプレッシャーをかけられない展開に。

同じく最終組の大江香織も、スタートホールからボギーと、快調に伸ばしにかかる、鈴木愛に待ったをかけることができませんでした。

 

鈴木愛は、5番でボギーとしたものの、続く6番、7番を連続バーディーと、スコアが伸びずに苦しむ周囲をよそに、快調にビクトリーロードを歩みますが、前半唯一のピンチが9番で訪れます。

 

左へティーショットを引っ掛けるミスで、ボールは木が絡むラフへ。

ライとシチュエーションが良好とはいえ、スコアを崩すことも考えられる状況で、なんとか大きなケガとはならずに、ボギーで収めたのが大きかったですね。

 

トップを追走したのは、成田美寿々申ジエと今日4アンダーとスコアを伸ばしたイナリ、そして、後半33と巻き返した、穴井 詩

特に、成田美寿々申ジエには、トップに立つチャンスが何度もありましたが、二人共パッティングのミスにより、勝利を逃したといっても過言ではないでしょう。

 

特に、成田美寿々が「勝負」をかけて狙い、2オンに成功した7番のパー5、長いパットとは言え、イーグルを狙って、2オンを選択したのにも関わらず、大きくショートしたファーストパットは、厳しい言い方ですが「凡ミス」で、あの一打で完全に勝利の女神は鈴木愛へと傾いてしまいました

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出典:http://www.alba.co.jp/special/livephoto/?tsdid=90922&round=4&phno=30249&mode=noauto#livephoto

結局このホール、2オンしながらパーとなり、自身に追撃の勢いをつけるどころか、失速することになりました。

申ジエも、9番の軽率なパッティングで、ダブルボギーとしたのは、最後にチップインバーディーを決めただけに惜しまれるところです。

 

快調に来た鈴木愛も、後半は相当な重圧がかかったと思いますが、ギャラリーの声援に後押しされるように、一歩一歩確実に勝利の階段へ登っていきます。

 

しかし、さすがはメジャーのコニカミノルタ杯。選手権と呼ばれる名にふさわしく、勝者の資格を試される時が訪れます。鈴木愛が、この試合に挑むにあたって、「リベンジ」と公言した、上がり3ホールが待ち受けます。

予選ラウンド、そして3日目と、リベンジは果たしてきたものの、プロテストの最終日同様、トップで、しかもここを落とすと、逆転もありうるというシチュエーションは、まさに最後の試練

 

まずは16番、ラフからの難しいアプローチがカップをオーバーしてパーセーブならず。ここで2位とは1打差となり、前でラウンドしているプレーヤー次第では、プレーオフという可能性も現実味を帯びてきました。

 

しかし、成田美寿々バーディートライ再び大きくショート申ジエアプローチミスからスコアを落とすなど、追い詰め切れずに、迎えた鈴木愛17番、大歓声に押されたティーショットがフェアウェイを捉えると、渾身のセカンドピン下3メートル内につく絶好のバーディチャンス

 

これをしっかりと決めた鈴木愛が、このコースへの完全リベンジを果たし、最後はボギーでもOKのホールとして勝利をほぼ手中に。

最終ホールは有終の美とはなりませんでしたが、通算5アンダーで、長い自分との戦い、コースとの戦いに終止符を打ちました

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出典:http://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?cntId=&search=&imageId=104266#imageId=104265

勝利した鈴木愛は、賞金2,520万円と、翌年から3年間のシード権を手に入れました。まだ若干20歳のツアールーキーですから、これから彼女がどのような選手へ成長していくのか、楽しみですね。

 

今大会を振り返ると、やはり、他の選手が、鈴木愛を逃がして、勝たせてしまったという感も無きにしも非ずです。今後、海外メジャーやオリンピックといったビックタイトルを目指す上で、「強さ」を身につけて欲しいと思いますね。

 

そう考えると、心身ともに「強さ」を見せたのが鈴木愛だったということですね。崩れそうになりながらも踏ん張り、意地でもバーディーを決めていくんだ!という「気」に満ちていました

 

今後の女子ゴルフを牽引する次世代の「愛」に期待しましょう!

選手のみなさんお疲れ様でした。今回も素晴らしいプレー、戦いを見せてくれて、ありがとうございました!

【最終成績】

コニカミノルタ最終日

 

<訃報>

日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯第3ラウンドで、「一身上の都合」により途中棄権したイ ボミ。病気療養中の父、イ ソクチュさんの容体が急変したためだが、14日0時12分、江原道春川市の病院でソクチュさんが死去したことが明らかになった。享年56歳。(パーオン)

ご冥福をお祈りします。



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